よくわかる公的年金講座①

自分がどの年金に加入しているか

みなさんは、自分が加入している年金制度のことをご存じですか。

日本の公的年金には、大きく分けて3種類あり、日本国内に住所のあるすべての人が加入を義務付けられています。

その人の働き方により加入する年金制度が決まっています。

国民年金 :日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人。
厚生年金 :厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務する全ての人。
共済年金 :公務員・私立学校教職員など。

年金制度の体系図

20歳以上60歳未満の厚生年金や共済年金に加入している人は、国民年金にも加入していることになります。

【コラム】

Q:20歳未満で会社勤めをしている人はどうなるのでしょうか。

A:20歳未満で厚生年金の適用事業所に勤務している人は、厚生年金にのみ加入することになります。

18歳から60歳まで同一の厚生年金適用事業所に勤務していた人は、

国民年金の加入期間が40年、厚生年金の加入期間が40年+18歳から20歳になるまでの加入期間となります。

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