資産形成とは③
将来必要なお金を準備する
将来必要なお金を準備するといっても、ご自分のライフイベントに何があるかによって変わってきますね。
例えば、30代でお子さんがいる方だと
①教育資金
②住宅資金
③老後資金
が必要でしょう。
50代の方で、お子さんが既に独立している場合は、
①住宅の改修費用
②老後の生活資金
③介護資金
などが挙げられます。
キャッシュフロー表を作成して必要な資金を算出してみましょう。
キャッシュフロー表の一部を表示してみました。
ご自身の生活費を一度洗い出してみましょう。
お金を分ける
保有している資産を分けてみましょう
① 生活費に使う資産は、流動性の口座へ
② 近い将来使う資産は、定期性の預金へ
③ 当面使う予定がない、又は10年後以降に使うお金は、投資信託などへ
どのような資産であれば、資産運用が可能かイメージはわきますか?
現在、資産を持っていない方は、収入から必要な金額を差し引いて余剰金を捻出してください。
それを積立てします。
① 車検費用などの近い将来使うお金は、積立預金へ
② 10年後以降に使うお金は、つみたてNISAへ
毎月5万円積立てると10年でいくらになる?
資産運用の方法によって異なります。
預貯金で積立てした場合
ほぼ利子はつかないので、5万円×12ヵ月×10年=600万円
つみたてNISAなどを利用して、年率2.0%で運用した場合
5万円×12ヵ月×10.949(年金終価係数)=6,569,400円
では、5%で運用できたらどうでしょうか。
5万円×12ヵ月×12.577=7,546,200円
資産運用には、リスクがつきものですが、長期・積立・分散を基本に考えると収益が期待できます。
※個別の商品を推奨しているわけではありません。